引用：プレミアムウォーター公式
プレミアムウォーターでは、利用者が日常の手入れを行っていれば、定期的な専門のメンテナンスは不要とされています。
そこで、気になるのがウォーターサーバー内部の衛生状態です。本当に衛生的に使い続けられるの？とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方のためにプレミアムウォーターでは、サーバー内部をクリーニングするサービスを用意しており、衛生的に不安をお持ちの方の不安解消に力を入れています。
一方で、サーバー交換・機種変更を行う場合、利用期間や交換理由に限らず、サーバー受取前の利用者を除いては交換事務手数料が必要となります。
この記事では、プレミアムウォーターのサーバー交換に関する、サーバー交換の適切な時期、交換作業の流れ、費用、注意点など、サーバー交換に必要な情報について詳しく解説します。
プレミアムウォーターを長くお使いの方で、サーバーに気になる点がある場合、サーバー交換などの対応策について検討してみてください。
プレミアムウォーターサーバー交換の必要性
ウォーターサーバーには他の電化製品と同様に寿命があり、ウォーターサーバーの一般的な寿命としては6年〜10年とされています。
ウォーターサーバーの寿命を超えて利用し続けると、部品の劣化などによって以下のような不具合が生じる可能性が高くなりますが、
プレミアムウォーターでは、ウォーターサーバー本体の交換ありきで考えるのではなく、不具合があれば症状を確認し、修理してできるだけ長く使い続ける考え方が、料金体系からも見て取れます。
部品劣化による不具合の代表例
| 現象 | 内容 |
|---|---|
| 水の出が悪くなる | 配管やノズルが詰まっていたり、ホースの破損などが原因となって、水の出が悪くなることがあります。 |
| 冷水や温水が出なくなる | コンプレッサーやヒーターの故障によって、冷水や温水が出なくなることがあります。 |
| 水漏れが発生する | 配管やホースの破損などが原因となって、水漏れが発生することがあります。 |
| 異音や振動が発生する | モーターやファンの劣化によって、異音や振動が発生することがあります。 |
| フィルターの性能が低下する | フィルターの効果が低下することにより、本体に入り込んでくる外気が適切に浄化できなくなることがあります。 |
不具合を修理できない場合には、当然、サーバー本体の交換を行う必要がありますが、
サーバー本体に不具合がなくても、ウォーターサーバーのデザイン刷新や機能性の向上などで、新しいウォーターサーバーに切り替えたいというニーズもあるでしょう。
サーバー交換に必要な費用と交換時期
プレミアムウォーターではウォーターサーバーの交換を行う場合、契約を申し込んで出荷準備が行われる前の状態でない限り、交換する理由に関係なく交換事務手数料が発生します。
サーバー交換には交換事務手数料が必要
サーバー交換の申込みタイミングと、現在使用しているサーバー種類によって手数料が異なります。まずは交換のタイミングについて以下の表で確認してください。サーバーの利用期間が長いほど、安い手数料でサーバー交換できるようになっています。
| サーバー変更・交換の申入れタイミング | サーバー 受取後期間 |
上表参照用 タイミング |
||
|---|---|---|---|---|
| ウォーターサーバー 受取前 |
有料設置 サービス なし |
契約申込み〜配送予定日5営業日前 （北海道は配送予定日6営業日前） |
ー | 受取前① |
| 配送予定日4営業日前〜受取前 （北海道は配送予定日5営業日前） |
受取前② | |||
| 有料設置 サービス あり |
契約申込み〜配送予定日7営業日前 （北海道は配送予定日8営業日前） |
受取前① | ||
| 配送予定日6営業日前〜受取前 （北海道は配送予定日7営業日前） |
受取前③ | |||
| ウォーターサーバー 受取後 |
－ | － | 1年未満 | 受取後① |
| 1年以上 2年未満 |
受取後② | |||
| 2年以上 3年未満 |
受取後③ | |||
| 3年以上 | 受取後④ | |||
※上表で特定されたタイミング（受取前①〜③、受取後①〜④）と、サーバー種類によって交換（もしくは変更）手数料が決まります。手数料の詳細については以下の表を参照してください。
| サーバー名 | 受取前 | 受取後 | |||||
| ① | ② | ③ | ① | ② | ③ | ④ | |
| スリムサーバーⅢ | 無料 | 5,500円 | 8,800円 | 14,300円 | 11,000円 | 7,700円 | 5,500円 |
| amadanaスタンダードサーバー | 無料 | 5,500円 | 8,800円 | 14,300円 | 11,000円 | 7,700円 | 5,500円 |
| amadanaグランデサーバー | 無料 | 5,500円 | 8,800円 | 22,000円 | 17,600円 | 13,200円 | 5,500円 |
| cado×PREMIUM WATERウォーターサーバー | 無料 | 5,500円 | 8,800円 | 22,000円 | 17,600円 | 13,200円 | 5,500円 |
| QuOL（キュオル） | 2022年6月30日で終売 | 22,000円 | 17,600円 | 13,200円 | 5,500円 | ||
| amadanaウォーターサーバー | 無料 | 5,500円 | 8,800円 | 22,000円 | 17,600円 | 13,200円 | 5,500円 |
| famfit（ファムフィット） | 手続きおよび、料金の詳細はカスタマーセンターへ問い合わせてください。 | ||||||
ポイント プレミアムウォーターの契約を申し込んだ後、ウォーターサーバーの配送手続き前の状態であれば、機種変更など無料で行うことが可能ですが、それ以外のタイミングでサーバー交換を行う場合、理由にかかわらずサーバー交換には手数料が必要です。
注意 famfit（ファムフィット）はサーバー購入プランであるため、原則、他のサーバーへ交換することはできません。 どうしてもサーバーを切り替えたい場合、famfit（ファムフィット）本体料金の精算を行って契約解約後、他のプランで新規契約することが必要です。
通常利用における不具合の修理は無料
通常のメンテナンスを行なっていても不具合が発生した場合、まずはウォーターサーバーの機種に応じた、取扱説明書の確認を行いましょう。
まずは不具合内容の確認から
まずは不具合内容の確認のため、以下の表で、機種毎に想定されている不具合に○印をつけています。
現在、使用しているサーバー機種で、お困りの不具合に○印がついている場合、対処方法が取扱説明書に記載されているので、取扱説明書の内容を確認してください。
サーバー機種別 不具合の現象一覧
ポイント 「冷水・温水にならない」「水が出ない」「水漏れがする」などの現象はどの機種でも発生することが想定されているようです。慌てず、正確な対処方法を確認して対応するようにしましょう。
つぎに正式な対処方法の確認
以下の一覧では、サーバー機種毎の『取扱説明書 故障への対応方法』のページへリンクされています。リンク先のページにて故障への正式な対処方法を確認のうえ、必要な対応を行なってください。
サーバー機種別 取扱説明書
| サーバー機種 | 型番 | 取扱説明書 参照先 |
|---|---|---|
| スリムサーバーⅢ | ロングタイプ： HC14D1L-WD-WB SM3 ショートタイプ： HC14D1S-WD-WB SM3 |
取扱説明書｜故障かな!?と思ったら |
| amadana スタンダードサーバー | HC98L-WD AM2 | 取扱説明書｜故障かな!?と思ったら |
| amadana グランデサーバー | HC21D1-PW-GR | 取扱説明書｜故障かな!?と思ったら |
| cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー | HC15D1L-WD-CD | 取扱説明書｜故障かな!?と思ったら |
| QuOL（キュオル） | YWS-001 | 取扱説明書｜故障かな？と思ったら |
| amadana ウォーターサーバー | HC12D1-WD-RF HC12D1-WD-RF BK HC12D1-WD-RF WH |
取扱説明書｜故障かな？と思ったら |
| famfit（ファムフィット） | HC22D1L-PW-WB | 取扱説明書｜故障かな!?と思ったら |
注意 不具合への対応は必ずオフィシャルに発信されている情報をもとに対応することが大切です。決して、ネット上の不正確な情報、思い込み、とりあえずの根拠のない情報をもとに対応することは避けてください。
それでもダメな場合は問い合わせ
お使いのサーバー機種で想定外の不具合が発生しているか、取扱説明書に記載の対応を行なっても不具合が解決できないときは、Webでの問い合わせもしくは、カスタマーセンターへ連絡を行って、対応方法について確認しましょう。
プレミアムウォーターカスタマーセンター
この時、修理対応であれば、利用者のもとへ専門スタッフが訪問し修理対応に当たります。利用者が故意に破損した場合を除いては修理費用は無料となります。
デザインや色、機能の充実した最新機種を利用したい場合
ウォーターサーバーは一定期間で機能追加やデザイン変更、色の追加が行われアップグレードされていきます。
どうしても最新機種が気になってサーバー交換したい場合、先述のとおり、サーバー交換手数料を支払うことでサーバー交換することができます。
後述しますが、他社のメーカーへの切り替えも含めて検討することも良いでしょう。
交換事務手数料が無料になるプレミアム安心サポート
プレミアムウォーターには、682円(税込)/月で加入できる「プレミアム安心サポート」があります。「プレミアム安心サポート」に加入していると、万一の時にも安心な、以下の3つのサービスを受けることができます。
ここではメーカーのサポートについて解説します。
プレミアム安心サポート専用サポートセンター
- 一般回線から：0120-937-032
- 携帯電話から：0570-020-330 ※ 受付時間 10:00～18:00（年末年始除く）
ウォーターサーバー補償サービス
通常は、理由如何に問わずサーバー本体を交換する時には交換事務手数料が必要となりますが、プレミアム安心サポートに加入していれば、交換事務手数料が０円でサーバーを交換することができます。
注意 上の図のように不意に壊してしまった場合も補償サービスの対象となることから、余程のことがない限りサービス対象外となることはないでしょう。
引っ越しサービス
引越しする場合、通常は利用中のウォーターサーバーを他の荷物と同様に、自らの責任で移動する必要がありますが、プレミアム安心サポートに加入していれば、ウォーターサーバーの移動はメーカーにお任せできます。
引っ越しサービスでは、メーカーがウォーターサーバーを引き取り、新しいウォーターサーバーを引越し先に無償で届けてもらえることができます。
さらに、新しいサーバーと一緒に水ボトル1セット（2本）も届けられるため、新しい転居先で、新しいウォーターサーバーをすぐに使い始めることができるのが嬉しいところです。
24時間対応のトラブル駆けつけサポート
日常生活のお困りごとに24時間対応してもらえるサービスです。以下のようなお困りごとがあったとき、プレミアムウォーターの窓口に連絡すれば専門スタッフとの取り次ぎを行なってもらえます。
トラブル駆けつけサポートの手順 上記のような流れでサポートが行われます。プレミアムウォーターのサービスとしては、トラブルに応じた専門スタッフとの取り次ぎサービスと理解するのが良いでしょう。
できるだけ長く清潔に使うための内部洗浄サービス
プレミアムウォーターのホームページでは、日常の手入れだけでも、サーバー内部は清潔な状態を長期間保てており、衛生面での問題はないと解説されています。
以下は、実際に3年〜4年使用した後のウォーターサーバーの内部を撮影したもので、カビなどの細菌は一切発生していなかったとのこと。
それでも心配な利用者のために、サーバー内部をクリーニングする「セルフクリーニングキット」や「訪問クリーニングサービス」が用意されています。
これも、ウォーターサーバー本体の交換ありきで考えるのではなく、同じサーバーをできるだけ長く使い続けるという、メーカーの考え方が感じられるサービスと言えるでしょう。
サーバーの適切な交換時期
ここまでは、ウォーターサーバーにも寿命がありますが、日常の手入れを欠かさず使えば長期間使えるものですし、一定期間で交換するというよりは、内部洗浄サービスも活用しながら長期間、安定稼働させるのが賢い使い方とお伝えしてきました。
一方で、利用者の思いとして、同じサーバーを長く使い続けることへの不安や、それ以前に、新しいデザインや、新機能を搭載したウォーターサーバーが発売され、新しいサーバーに交換したいと思われる方も多いと思います。
ポイント プレミアムウォーターでは利用期間が3年以上であれば最低限5,500円（税込）の事務手数料で交換できることと、ウォーターサーバーの寿命と言われ始めるのが6年であることから、3年〜6年の利用でサーバー交換を検討するのが適切と考えられます。
サーバー交換の方法
ウォーターサーバーを交換する手順について解説します。見落としがちな注意点もあるため、おおまかな流れについて確認しておきましょう。
| No. | 手続き | 詳細内容 |
|---|---|---|
| 1 | サーバー交換の申し込み | カスタマーセンターへサーバー交換したいことと、合わせて希望するサーバーの種類とカラーを伝えます。サーバー交換の要請は電話限定となっており、ウェブ上では受け付けは行っていません。 |
| サーバー交換の日程調整を行います。 | ||
| 2 | サーバーの水抜き | 現在のサーバー内にセットしているウォーターボトルを使い切り、取り外します。 |
| 水抜きを行うため、電源プラグをコンセントから抜きます。 | ||
| サーバーのタンク内に残っている水は、高温の状態ですので、コンセントを抜いてから6時間程度放置して水が冷めるのを待ちます。 | ||
|
|
||
| 上記のとおり、温水コック、冷水コックカバーを開けて水が出なくなるまでレバーを押します。 | ||
| 3 | サーバーの梱包 | サーバーの種類によっては、回収用の梱包材が配送されてきます。その時は、説明書どおりにサーバーを梱包します。 |
| 4 | サーバーの移動 | ウォーターサーバーの交換は玄関での受取・引渡しとなります。交換するウォーターサーバーは玄関口まで移動させておきましょう。 ウォーターサーバーの重量は約20kgになるため、一人住まいや、2階に設置している世帯では移動する手段も考える必要があります。 |
| 5 | サーバーの交換 | あらかじめ調整したサーバー交換の日に、古いサーバーの返却と新しいサーバーの受け取りを行います。 |
| 新しいサーバーを設置して電源プラグをコンセントに挿し込み、水ボトルを設置します。 | ||
| 6 | サーバーの動作確認 | サーバーの温水・冷水機能が正常に動作するか確認します。 最初の数分間は水が出ない場合がありますが、しばらく時間をおいて確認してください。 |
サーバー交換の注意点
サーバー交換を行うにあたっては、いくつかの注意点があります。想定外の費用や、手間がかかったということを避けるために注意点について確認してください。
費用面および、手続きの注意点
費用面および、手続きに関する注意点は、以下の四つのポイントです。
- サーバー交換を行った場合、交換後のサーバー受取日で利用期間がリセットされます。今後の利用継続も見越してサーバー交換の是非を判断しましょう。
- サーバー交換にあたっては事前に水抜きが必要です。
- サーバーの種類によっては、配送のための梱包を事前に行う必要があります。
- サーバーの交換は、玄関での受け渡しとなります。一人住まいや、2階に設置している世帯では、サーバーを玄関口まで移動するには手間がかかるため、準備が必要です。
他社のウォーターサーバーに乗り換えることも一手
ウォーターサーバーの変更を考える際、他社のサーバーへの乗り換えも一つの選択肢です。
現在、利用しているウォーターサーバーの解約に伴う手数料を、新しいメーカーが返金するキャンペーンを展開している場合もあります。
具体的には、以下のようなキャンペーンが提供されていますが、全て他社サービスを利用している新規申し込み者に対する乗り換え特典です。現在、利用しているメーカーだけでなく他のメーカーへの切り替えも含めると、サーバーの機能やデザインの選択肢がさらに広がるでしょう。
| メーカー | 他社からの乗り換え特典 | 備考 |
|---|---|---|
| コスモウォーター | 5,000円キャッシュバック | |
| フレシャス | 現在利用中の解約時に発生する解約金（違約金）を最大16,500円（税込）までキャッシュバック | 支払方法がクレジットの場合のみ |
| クリクラ | デジタルギフト15,000円分をプレゼント | |
| アルピナ | 5,000円キャッシュバック | 期間限定で10,000円の場合もあり |
| Kirala Water | 以下の3つの特典から選択 ・最大10,000円キャッシュバック ・サーバーレンタル料金36ヶ月459円（税込）引き ・美容ローラー「ReFa CARAT」プレゼント |
プレミアムウォーターのサーバー交換に関するまとめ
ここまで、プレミアムウォーターのサーバー交換の必要性、費用や手順、注意点について具体的に説明してきました。
これまで解説してきたことをまとめると以下のようになります。
| 現象 | 内容 |
|---|---|
| ウォーターサーバー交換の必要性について | ウォーターサーバー本体の交換ありきで考えるのではなく、不具合があれば症状を確認し、修理してできるだけ長く使い続ける考え方が、料金体系からもうかがえる。 |
| サーバー交換に必要な費用 | 通常利用の範囲でサーバー本体が故障・破損した場合、経過観察、修理対応、サーバー交換をメーカーが判断。修理対応は無償対応だが、サーバー交換は有償。ただし、プレミアム安心サポートに加入していればサーバー交換事務手数料が無償になる。 |
| 本体のデザインや色を変えたいなど、上記以外でのサーバー交換は、プレミアム安心サポートの加入していてもサーバー交換は有償となる。 | |
| ウォーターサーバーの更新を考える時、他社への乗り換えも視野に入れると良い。メーカーで次第では、交換キャンペーンで解約の手数料を返金する場合もある。 | |
| サーバー交換の方法 | 大まかな手順は次のとおりです。具体的な内容や注意点については本文を参照。 1.サーバー交換の申し込み 2.サーバーの水抜き 3.サーバーの梱包 4.サーバーの移動（設置場所〜玄関口） 5.サーバーの交換 6.新サーバーの動作確認 |
| サーバー交換の注意点 | 大きくまとめると、費用面、手続き面で４つの注意点がある。 |
ウォーターサーバーにも寿命がありますが、日常の手入れを欠かさず使えば長期間使えるものですし、一定期間で交換するというよりは、内部洗浄サービスも活用しながら安定稼働させるのが賢い使い方と言えます。
また、サーバー交換を考えるとすると、利用期間が3年以上であれば5,500円で交換可能であることと、ウォーターサーバーの寿命が6年〜10年と言われていることから、寿命で不調をきたす前の3年〜6年を目処にサーバー交換を行うと良いでしょう。