ウォーターサーバーのような冷たい水、温かい水がでる家電てほんと便利ですよね。使いたいときにすぐに用意できるすぐれものですね。月額費用はかかるのは仕方ありませんが、それ以上に便利さに魅力を感じます。
ところでウォーターサーバーを使っていて「ウォーターサーバーってどんな仕組みなのかな」ってふと考えたことありませんか? ひとつから冷たい水と、温かい水が出てくるんですよ。タンク内の水は常温なのにどうして冷たい水と温かい水になれるのでしょうか。
それはウォーターサーバー内に構造の工夫がされていたからなのです。
冷たい水は冷たくするために、温かい水は温めるためにそれぞれ機能がなされています。ここではその機能を詳しく解説しますよ。
他にも電気料金が安いウォーターサーバーを紹介しています。
ウォーターサーバーの仕組みを知って、電気料金がどのくらいかかるのか知っていただければタンクの水の節約にもつながると思いますよ。ぜひ参考にしてみてください。
ウォーターサーバーの中の仕組みはどうなっているの?
ウォーターサーバーは本体にセットされているボトルの水を、冷水と温水として供給する家電です。本体の中は冷水用タンク、温水用タンクとあり、それぞれのタンクで水を冷やしたり、温かくしたりして適温を保っているのです。
その冷水と温水がそれぞれの出水口から出る仕組みになっているのです。タンクの容量は12Lが一般的です。
ところでウォーターサーバーのレンタル料がなぜ無料なのかご存知でしたか?
各々の会社が、毎月の注文されてくる水の代金で利益を得ているため、レンタル料無料ということができるのです。
要するに水を注文する人がたくさんいるから無料になれるというわけです。
ウォーターサーバーの仕組みを知ってから導入を考えるのもいいですよね。もしお子さんに「この中はどうなっているの?」と聞かれても、仕組みを知っていればすぐに答えられますよ。
ウォーターサーバーの冷水と温水の仕組みとは?
ウォーターサーバーの仕組みはわかりましたが、なぜ冷水と温水を出すことができるのでしょうか? 実は水が冷たくなったり温かくするのにそれぞれ2種類の方法があり、それで冷温水が利用できるわけです。
水が冷たくなる仕組み
電子式 | 電子式は冷水のタンクの外側に、ペルチェ素子という半導体素子を設置して水を冷やすタイプです。小型のウォーターサーバーに多いです。 |
コンプレッサー式 | 冷水のタンクの外側に冷媒が通る金属管が巻き付けられています。コンプレッサーで冷媒を循環させながら水を冷やすタイプです。主にコンプレッサー式が主流です。 |
水がお湯になる仕組み
金属棒式 | 温水のタンクの中には金属棒が設置されており、電気によって熱を発します。この金属棒の熱でタンク内の水を温めているのです。 |
ヒーターバンド式 | バンドヒーターを使った方法のものがヒーターバンド式になります。温水のタンクの周りにある熱を発するバンドで、水を温めます。 |
電気ヒーター式 | 電気ヒーターによって温めて温水を作っています。電気ポットよりも水温を上昇させるスピードが速いです。 |
適度な温度を保つための機能や、高温になりすぎないように一定の温度まで上昇したら、加熱を停止させる安全装置がついています。ほとんどのウォーターサーバーが「80℃∼90℃」が設定温度になっています。
温度が高すぎてもヒーターなどがフル稼働するため、電気代がかかります。温度が低いと電気代は抑えることはできても、美味しいホットドリンクが作れません。そのために80℃∼90℃とされていているのです。
ウォーターサーバーを使用するのに注意すべきところ
ウォーターサーバーを安心して使えるようにするにはどうすればいいのでしょうか。それは2つの注意すべき点があるのです。
- お湯を使わないときも電源はONで
電源をOFFにすると、お湯だけでなく冷水機能も停止してしまうのです。ウォーターサーバーの中の水が常温になってしまうと、雑菌が繫殖してしまいます。
- チャイルドロックを活用
小さいお子さんがいるご家庭では必ず必要になります。温水の出水口に手や指が触れたらやけどしてしまう恐れがあるからです。
初回設置時、引っ越しなどはウォーターサーバーの中には水が入っていないので、設置手順を間違えると空焚きが発生してしまう可能性があります。利用中であればいつも温水用タンク内に水が貯まる仕組みになっているために空焚きの心配はないのです。
初回設置時や引っ越し時にはくれぐれも注意しましょう。
ウォーターサーバーの仕組みのメリットとデメリット
ウォーターサーバーの冷水、温水の仕組みについて書きましたが、仕組みのメリットとデメリットはどうなのでしょうか?
メリット
・冷水や温水がいつでもすぐに使える
・暑い日に帰宅したときでも、すぐに冷たい水が飲める
・コーヒーやお茶などの温かい飲み物がすぐに飲める
・料理に使える
・重たい水を買ってくる必要がない
冷水や温水がいつでも使えるのは便利ですよね。冷たい水が欲しいときにいつでも飲める、寒いときにはいつでも温かい飲み物がすぐに飲める、とても助かります。
温水を利用して料理すれば時間短縮ですぐにできますね。
スーパーやドラッグストアでペットボトルの水を大変な思いして購入することもなくなりますね。
特に小さいお子さんや赤ちゃんがいらっしゃるご家庭は、ミルク作ったりしますから大助かりですよね。
デメリット
・ペットボトルの水や浄水器より費用がかかる
→ 置き場所の問題
・サーバーの置き場所
→ 水ボトルの置き場所
・ボトル交換やメンテナンスの手間がかかる
→ ボトル交換の手間
→ メンテナンスの手間
ウォーターサーバーの仕組みの問題上どうしても形が大きくなりますので、置き場所はデメリットになってしまいますね。水ボトルの置き場所もどうしてもデメリットに入りがちです。
ボトルの交換も重いので、女性の腕ではきついです。特に上置きは持ち上げなければいけないのでかなりの重労働になりますね。私も経験しましたが、重いボトルを上に持ち上げて注ぎ口部分を下にして、ボトルをセットするのは大変でした。ウォーターサーバーでは一番のデメリットではないかと思います。
ウォーターサーバーは電気料金の安さがいい!
ウォーターサーバーが冷水と温水を電気で作ることがわかりましたが、考えてしまうのはウォーターサーバーの電気料金ですよね。毎日ウォーターサーバーを使うのであれば当然電気料金が安い方がいいでしょう。
そこで電気料金が安いおすすめのウォーターサーバーをあげてみました。参考にしてみてはいかがでしょうか。
FRECIOUS(フレシャス)
業界初のグッドデザイン賞・キッズデザイン賞・経済産業大臣賞受賞と輝かしい経歴のあるウォーターサーバーです。くすみカラーがおしゃれな新色「ローズトップ」が話題の「dewo」(デュオ)や、業界最小の卓上モデル「dewo mini」などライフスタイルに合わせて選べる豊富なサーバーラインナップが魅力です。
500ml換算 | 87円 | 平均月額 | 4,572円 | 電気料金 | 330円 |
初期費用 | 配送料 | レンタル料 | メンテナンス |
無料 | 無料(沖縄など一部地域のぞく) | 無料 | 無料 拭き掃除などの簡単なセルフメンテナンスでOK |
アクアクララ
グッドデザイン賞受賞の経験があり、注文ノルマがないおしゃれなウォーターサーバーです。水の宅配を始めるのなら「安心」「安全」のアクアクララですね。
暮らしにかかせない水をおいしいRO水にしてみてはいかがでしょうか。
グッドデザイン賞受賞の「AQUA FAB」や、コーヒーマシン一体型「AQUA WITH」など冷水と温水がすぐに楽しめます。
500ml換算 | 81円 | 平均月額 | 4,025円 | 電気料金 | 350円 |
初期費用 | 配送料 | レンタル料 | メンテナンス |
無料 | 無料 あんしんサポート料に含む | 無料 別途あんしんサポート料 | パーツ交換や洗浄殺菌処理を行う定期メンテナンス あんしんサポート料に含む |
ワンウェイウォーター
選べる3つの天然水とRO水で、天然水は採水地から無料でお届けします。健康で安全なミネラルウォーターを採水地から送料無料で毎月定期的にお届けは大変お得です。
お届けはROフィルターでろ過したピュアな水なので、日本人の口に合いお料理との相性がとてもいいですよ。
500ml換算 | 56円 | 平均月額 | 2,925円 | 電気料金 | 436円 |
初期費用 | 配送料 | レンタル料 | メンテナンス |
無料 | 無料 | 無料 | 無料 セルフメンテナンス |
コスモウォーター
2017年グッドデザイン賞受賞しました。重いボトルも片手でポンの足元ボトル交換「smartプラス」は、サーバー内をきれいに保つ「Wクリーン機能」を搭載しています。
なので最後の一滴までおいしさが続きます。お届けする天然水は選りすぐりの採水地でくみ上げた天然水を48時間以内にスピード出荷します。
自然のおいしさをそのまま味わえるのです。
500ml換算 | 86円 | 平均月額 | 4,466円 | 電気料金 | 474円 |
初期費用 | 配送料 | レンタル料 | メンテナンス |
無料 機種によっては2,200円必要なのもあり | 無料 | 無料 | 無料 セルフメンテナンス |
いくつもウォーターサーバーがあるので迷われてしまうかと思いますが、公式サイトやホームページなどを参考にしてみてくださいね。あなたが考えている内容のウォーターサーバーが必ず見つかりますよ。
まとめ
ウォーターサーバーはなぜお湯が出るのか、熱湯はどんな仕組みで湧いているのか理解できてホッとしましたね。
- ウォーターサーバーの内部が冷水用タンク、温水用タンクと分かれていた
- 冷水用タンクと温水用タンクには、それぞれ2種類の冷やし方、温め方がある
- 温水の温度は80℃~90℃に保たれているように設定されている
- 雑菌を抑えるために、常に電源はON状態でないといけない
正直言ってあの細長い形でどんな仕組みで冷水と温水に分かれていたのか不思議でした。今回調べて小さいながらも二つのタンクに分かれてるんだなとわかりましたね。どうやって水が冷たくなるのか、どうやって水が熱くなるのかも理解できました。
まだウォーターサーバーの仕組みで知らないことがあると思いますが、あなたも一緒にまだ知らない仕組みをどんどん理解していきましょう。